ナザレ ＮＡＺＡＲＥ

ナザレはリスボンから北に登った大西洋沿いにある港の街。
日本とは少し違った海の景色が　青い空の下に気持ちよく広がってました。

 

街の南の端に行ってないせいなのかもしれませんが、
事前に聞いていた「鄙びた海辺の街」というよりは、
個人的には熱海とか逗子のような、
「地元の漁師さんの生活しているリゾート地」のイメージの方が強く感じました。






















海沿いにあるウネウネ柄の道を歩いてみると、
この土地の民族衣装である「７枚重ねのミニスカート姿」の小母様が
干物を干す姿がありました。

バカリャウというポルトガル名物の干鱈と、イワシのようでしたが、
日本や韓国で見かけるその姿は、やはり親しみが湧いてきます






















漁師さんたちが実際生活しているという「素顔のナザレ」と言われる「ペスカドーレ地区」は、
細い路地に洗濯物がはためいてます。

路地の角ごとには　小母さんやお婆さんがいらっしゃり、
おしゃべりに花が咲いてたり、「ウチ泊まれるけどどう？今晩宿とってある？」などの
呼び込みが盛んです。

残念ながらタイミングを逃して食べられなかったのですが、
魚介を炭焼きする光景も、日本と似た焼き網や七輪があったりして
「お！こんなところで！」と親しく感じてしまいました。

（今日の教訓：１５時～１９時過ぎは、ご飯の出るレストランは閉まるので気をつけよう！）

彷徨っているのか　彷徨わされているのか
とにかくメイン通りよりも落ち着く事もあって、
グルグルグルグル色んな路地を歩きまわってバス停に戻ってみると・・・

予定してた夕方１６時１０分発のバスが満席で乗れませんでした


そういえばここはこの国の中でも有数の海水浴場。
海に来ていたお客さんが一斉に帰る時間なのかも。

そんなこんなで取りあえず次の最終バス１９時２５分のチケットを買い、
不本意ではありますが、あと３時間　追加でウロウロ散歩がはじまります